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部屋干しではバスタオルが乾きにくい!
洗濯物を部屋干ししなければならないシーンは意外と多いものです。最近では共働きも増え、日常的に部屋干しをするという家庭も増えているといいます。
部屋干しでも乾きやすいものは比較的すぐに乾きますが、厚手のもの、大きいものってなかなか乾きませんよね。
なかでも乾かなくて困ってしまうものの代表とも言えるのが「バスタオル」ではないでしょうか。バスタオルはほぼ毎日洗濯するという方も多いと思いますし、洗い替えが無い場合や家族が多い場合などは早く乾いてくれないと本当に困ってしまいますよね!
干す手間や乾きにくさに困るあまり、バスタオルを使うことをやめてしまったという方も意外に多いといいます。でもやっぱり、お風呂上りには大きくて肌触りの良いバスタオルを使いたい!というのが本音かもしれませんね。
せっかくのバスタオルを、乾きにくいからという理由で使わなくなってしまうのは悲しいことです。
心置きなくバスタオルを使えるように、部屋干しでもバスタオルを早く乾かす方法についてお話していきますのでぜひ参考にしてみてください。
バスタオル、どうやって干せば乾きやすいの?
普段バスタオルを干すときに、どうやって干していますか?室内用のタオル掛けなどの物干しに半分に折って干しているという方もいらっしゃると思います。
ピンチハンガーに干すという場合には、普通にバスタオルを縦長に持って両端をピンチで挟んで干しているという方、縦長に持ったときに上下になる部分を両方ともピンチで挟み、U字になるように干すという方、蛇腹状に干すという方など、さまざまなのではないでしょうか。
物干しやハンガーなどに二つ折りにして干すと、どうしても重なる部分が乾きにくいですよね。バスタオルは、ピンチハンガーを使って干したほうが早く乾きます。
そして一口にピンチハンガーに干すと言っても、干し方によって乾く時間が大幅に変わってくるのだとか!一番乾きやすい干し方は、バスタオルを筒状にピンチに挟んでいって囲むように干す「囲み干し」なのだそうです。
筒状に干したらなんだか風の通りが悪そうだし乾きにくそう・・・と思ってしまいますが、実験によってこの囲み干しが一番乾くのが早いと判明したのだとか。
この囲み干しで乾きやすくするコツは、横長になるように干すこと。バスタオルやジーンズなど長い洗濯物って、乾いたと思っても一番下の部分だけ湿っていることがありますよね。
縦長に干すとその分乾きにくくなりますので、筒状にして横長になるように干しましょう。
そして完全に筒状にせず、空気が出入りできるすき間を少し開けて、重なる部分が無いように干します。
さらに扇風機を併用すれば2時間以内に乾かすことも可能!
バスタオルを早く乾かす干し方は、筒状に干す「囲み干し」だということがお分かり頂けたと思います。
さらに早く乾かすためにはやはり「扇風機」を使う方法がおすすめですよ。
なんと、バスタオルを筒状に横長になるように囲み干しにして、扇風機を使うと2時間以内に乾いてしまうとのこと!部屋干しで2時間かからずに乾いてしまうなんて、これは本当に便利ですよね。
早く乾けば部屋干しの臭いを予防できて一石二鳥
部屋干しをすると、洗濯物から部屋干し特有の嫌な臭いがしてしまう原因にもなります。特にバスタオルは、部屋干しの臭いが気になりやすいですよね。
あのにおいの原因は雑菌や残った汚れ。部屋干しによって乾くのに時間がかかると、雑菌はどんどん繁殖してしまいます。だから、部屋干しをしたバスタオルはあの独特な臭いを放つようになるわけです。
部屋干しの臭いが発生しないようにするためには、いかに早く洗濯物を乾かすかが勝負。一般的に干してから5時間程度が経過すると、洗濯物から部屋干しの臭いが発生しやすくなるのだとか!先ほどお話しした囲み干しと扇風機の併用なら2時間程度で乾いてしまいますから、部屋干しの臭いを防ぐこともできてまさに一石二鳥なんです。
さらに部屋干しの臭いを防ぐポイントを、こちらにいくつかご紹介しましょう。
バスタオルは毎日洗う
バスタオル、毎日洗っていますか?体の水分を拭き取るだけだからさほど汚れていないと考えて、毎日洗わない方は意外に多いようです。
しかし先ほどもお話した通り、部屋干しの臭いの原因となるのは「雑菌」です。バスタオルは一度使っただけでも意外に汚れや雑菌が付いているもの。臭いを発生させないためには毎日洗濯するのがベターです。
汚れが落ちているかチェック!
洗濯機に洗濯物を入れすぎると、汚れ落ちが悪くなります。また、洗剤の量が適切でない場合にも、汚れは落ちにくいものです。残った汚れや雑菌は部屋干しの臭いの原因になりますから、きちんと洗えているかどうかチェックしましょう。
漂白剤を使って洗濯をする
漂白剤を使うことによって、雑菌の繁殖を防ぐ効果も期待できます。色、柄物OKの漂白剤を洗濯に取り入れてみましょう。
洗濯洗剤の中にはあらかじめ漂白剤配合のものもありますから、そのようなものを使ってみるのも良いかもしれません。
脱水時間を見直してみる
囲み干しをして扇風機を使ってもなかなか乾かないという場合には、脱水の時間を長めにするなどの対策をしてみましょう。良く脱水をすることでバスタオルが乾くのにかかる時間が短縮できる可能性があります。
ちなみにバスタオルをふわふわにさせたい場合、干す前に何度かバサバサと振っておくと良いのだそう!早く乾かす方法と一緒に、こちらもぜひ試してみてくださいね。
早く乾いて部屋干し特有の臭いも防止できる!バスタオルを部屋干しする時には、両端をピンチで留めて縦長に干すのではなく、ピンチでぐるっと筒状に挟んで干す「囲み干し」を試してみてください。
扇風機を併用すれば2時間程度で乾いてしまいますから、部屋干しでもその日の夜にまたバスタオルを使うことができて便利です。これからはバスタオルを部屋干しする時には、ぜひ「囲み干し」で干してみてくださいね。